演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

介護介入を拒む高齢患者,家族への支援の実際

演題番号 : O-0919

横江 直美:1、高田 及子:1、坂 あゆみ:1、池田 友子:1、半田 誠:1、安田 真知子:1、富田 耕彬:1

1:富田クリニック

 

【はじめに】当院の70歳以上の独居,及び配偶者と二人暮らしの患者は25%にのぼる.今回,老老介護にもかかわらず,介護介入を拒む患者に携わり,その人らしい生活継続のためには家族支援が必要である症例を経験した.【症例】80代男性・DM性腎症.脳梗塞後の左片麻痺あり,要介護3.80 代の妻と二人暮らし.ADLの著しい低下と認知症を認めながらも本人・妻ともに介護介入を拒否.看護師は混乱する患者に真摯に向き合い,妻にも連絡帳を用い,電話や面談で想いを傾聴した.結果,信頼関係が築け,専門外来受診や介護介入につなげることができた.【考察・まとめ】エンドオブライフにある高齢透析患者のQOL を保つには,患者や家族の歴史や価値観を知り,想いに寄り添うことが大切である.透析室看護師が,彼らを支えるチームの要となり,介護スタッフ,他医療機関との連携を図り,患者を取り巻く環境をマネジメントしていくことは可能である.

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