演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

手順カードが有効であった統合失調症透析患者の1例

演題番号 : O-0889

吉田 美子:1、三浦 美路:1、西 ゆきみ:1、廣瀬 弘子:1、新里 健暁:1、金本 康秀:1、松下 哲朗:1、新里 健:1

1:新里メディケアグループ 新里クリニック

 

【はじめに】統合失調症患者は複数の指示への対応や手順を覚えることが困難であるため、簡易と思われる透析時の手順でさえ、当該患者には負担となる。今回、手順カードの利用が有効であった統合失調症透析患者を経験したので報告する。
【症例】50歳男性。元々統合失調症であったが、慢性糸球体腎炎からの腎機能悪化にて透析導入。初日より手洗い、体重測定等の手順がわからずパニックになり興奮し、不安等の統合失調症の悪化および内科的異常を伴わない呼吸苦等の身体症状の出現をみた。そこで、スタッフ間で多少の違いがあった透析の流れを統一し、手順カードを作成して手順毎に提示することで透析の流れを把握しやすくしたところ、病状の安定をみた。約2ヶ月後、透析手順カードなしでも透析がうけられるようになった。
【まとめ】統合失調症透析患者において、疾患の特性にあった手順カードが有効であった。

前へ戻る