演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

腹膜透析患者に要する医療費の検討

演題番号 : O-0784

松下 芳雄:1、松尾 尚美:1、梅本 周朗:1、唐原 靖治:1、山内 英治:1、野村 和史:1、有薗 健二:1

1:熊本中央病院 腎臓科

 

【目的】腹膜透析(PD)患者に要する医療費を検討する。
【方法】対象は2013年1月1日より12月31日まで当院でPDを継続し、かつ血液透析を併用していない患者18名。年令に応じてY群(~64歳:6名)、YO群(65~74歳:4名)、O群(75~84歳:5名)、OO群(85歳~:3名)に分類し、医療費及びその内訳を検討した。
【結果】平均年令70±15歳、PD期間は21±18ヶ月であった。Y、YO、O、OO群で要した医療費(円/月)は、432,350、445,500、392,720、337,430、入院費用を除いた医療費(円/月)は、411,189、338,350、350,580、323,130、入院は4、5、3、2件でY群:鼠径ヘルニア手術1件、YO群:肺癌手術1件を除くと全てPD出口部トンネル感染又は腹膜炎であった。治療に要したPD液量(L/日)は7.3 ± 2.2、6.0 ± 0、5.1 ± 0.8、4.5 ± 3.0であった。
【考察】高齢になるにつれ医療費は減少し、治療に要したPD液量の減少が主因と考えられた。
【結論】高齢者にとってPDは医療経済的にも優れた腎代替療法である。

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