演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院における血液透析から腹膜透析への移行症例の検討

演題番号 : O-0781

横田 成司:1、上田 由佳:1、室宮 泰人:1、末永 武寛:1、川原 和彦:1、土田 健司:1、水口 潤:1、川島 周:1

1:川島病院 泌尿器科

 

【目的】近年、糖尿病性腎症、長期透析患者が多くVAトラブル等でHD→PDへ移行する症例が増加しつつあり当院では積極的にPDに移行しており、その症例を検討しながらPDという大事な選択肢がある事を述べてみたい。【対象】1979年3月から2013年12月までの間に当院においてHDからPDへ移行した45例を対象とした。検討項目はPD移行理由、PDに移行するまでに造設したVA形態等であり、移行後の生存率につきKaplan-Meier法で算出した。【結果】最も多い移行理由はVAトラブルであった。しかし単独因子より複数因子によるものが大半でありPD lastの症例が大部分であった。移行後の生存率は2年以内に約8割の方が死亡していた。【考察】大多数の透析患者にとって人生の最期をHDで終わる方がほとんどであるが、当院では積極的にPDを導入し、穏やかな透析療法(PD)で過ごしながら患者や家族にとって受容されやすい治療法と考えられ、PDという大事な選択肢を積極的に導入していくことが我々医療者側に課せられた課題である。

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