演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

腹膜透析患者におけるESA製剤の違いによる貧血治療の実際

演題番号 : O-0777

飯野 則昭:1、山本 卓:2、川村 和子:1、丸山 弘樹:2、成田 一衛:1

1:新潟大学医歯学総合病院 血液浄化療法部(第2内科)、2:新潟大学医歯学総合研究科 腎医学医療センター

 

【目的】腹膜透析患者におけるESA製剤の違いによる貧血治療効果について検討を行う。【方法】腹膜透析患者で、ダルベポエチンアルファ(DA)で貧血が安定して管理されていた症例を、エポエチンベータペゴル(CERA)に変更し検討を行う。DAの投与量が週あたり22.5μg未満の場合には、CERA 100μgを4週に1回、DAが22.5μg以上の場合には、CERA 150μgを4週に1回投与することとした。【結果】切替後2ヶ月の時点で、ベースラインと比べてHb値の変動が±1g/dL以内であった症例の割合は、全体では65.7%であった。【結論】DAを用いた貧血治療では、2週に1回の頻度であれば、症例間のばらつきが少なく、安全に貧血治療が可能であった。DAからCERAへの切替も、全体では大きなHb値変動を来すことなく安全に行うことができた。しかし一部の例では、切替後にHb値が大きく変動した例もあり、CERAの使用にあたっては、画一的な投与設定を行わずに、個々の症例に則した治療計画を立てる必要性があると思われた。

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