演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

血液透析糖尿病患者に対するテネリグリプチンの有用性に関する検討

演題番号 : O-0652

志内 敏郎:1、楠藤 梨恵:1、村上 真也:1、小松 まち子:2、宮 恵子:2、野間 喜彦:2、島 健二:2

1:(社医)川島病院 薬剤部、2:(社医)川島病院 糖尿病内科

 

【目的】DPP-4阻害薬テネリグリプチン(T)の血液透析患者に対する有効性と安全性を検討する。【対象】Tを3ヶ月以上継続投与した血液透析糖尿病患者14名(男性10名、女性4名、平均年齢65.4歳、透析歴72ヶ月、糖尿病歴22.4年)。DPP-4阻害薬未投与群7名(前投薬なし3名、上乗せ4名)、アログリプチン(A)からの切り替え群7名。【方法】Tは20mg/日投与し、3ヶ月後の透析前血糖値、グリコアルブミン(GA)値からTの有効性を、臨床検査値、自他覚症状および低血糖などの有害事象から安全性を評価した。【結果】DPP-4阻害薬未投与群:血糖値は180±51→152±23mg/dL、GA値は23.5±4.3→20.8±2.8%(p=0.0313)に低下、BMIは有意の変動なし。切り替え群:血糖値(154±34→152±35mg/dL)、GA値(20.7±2.7→20.5±2.4%)、BMIとも有意の変動なし。全例で低血糖などの有害事象なし。【結論】Tは透析患者にも有効かつ安全に投与でき、有用である。T20mgとA6.25mgの治療効果はほぼ同等と考えられる。

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