演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

インスリン使用中の糖尿病透析患者におけるvildagliptinの併用効果

演題番号 : O-0651

大野 敦:1、粟根 尚子:1、梶 明乃:1、梶 邦成:1、臼井 崇裕:1、松下 隆哉:1、入江 康文:2

1:東京医科大学八王子医療センター 糖尿病・内分泌・代謝内科、2:三愛記念病院 内科

 

【目的】糖尿病透析患者(DN)におけるvildagliptin(V)の6ヵ月間[透析会誌44(Suppl 1):502,2011]ならびに12ヵ月の有用性[透析会誌45(Suppl 1):412,2012]を報告したが、今回インスリン(I)療法中で血糖管理中のDNにおけるVの併用効果を検討した。【方法】I療法中のDN10名(平均年齢67.1歳、糖尿病罹病期間22.8年、透析期間41.3か月)において、V50mg/日の併用を行い、V併用時と併用後6ヵ月の透析前血糖値(BG)、GA、BMI、I総量を比較検討した。【結果】6ヵ月の経過中、BG、GA、SMBGのデータを参照に、Iのメニューを随時変更しながら管理した。その結果、BGの平均値は120mg/dl台、GAは22%前後、BMIは22.8前後のまま、有意な変動はなかったが、I総量の平均は22.6U/日から16.4U/日に有意(p<0.05)な減少を認めた。 経過中、Iを適時減量することにより重症低血糖例はなかった。【結論】さらに多数例での長期な検討は必要であるが、I療法中のDNにおいてVの併用はIの減量に有用と思われる。

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