演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

血液透析糖尿病患者におけるビルダグリプチンの長期有効性についての検討

演題番号 : O-0650

目良 純一郎:1、猪上 剛敏:2、犬丸 真理子:3、泉川 由布:3、古西 純子:3、谷口 敬:3、大倉 理沙:3、内田 俊也:3

1:新線池袋クリニック、2:東武練馬クリニック、3:帝京大学医学部附属病院

 

【目的】血液透析(HD)患者の糖尿病(DM)管理においてDPP-4阻害薬の長期有効性は検討されていない。今回ビルダグリプチンをHD患者に2年間投与し、有効性と安全性を検討した。
【方法】II型DM腎症によるHD患者32名を用いた。未治療9名と薬剤変更投与22名(SU薬2名、α-GI6名、グリニド6名、インスリン使用5名、2薬剤併用3名)にビルダグリプチン50または100 mg/日を投与した。グリコアルブミン(GA)値を3か月毎に評価しGA24未満となるよう適時グリニドやピオグリタゾンを追加調節した。
【結果】GAは変更6か月後で22.4から20.3、24か月後で19.8と有意に低下。回帰分析では初期GAが高いほどGAの低下度も大きかった。経過中にBMIやDry Weightには影響なく、低血糖などの重篤な副作用は認めなかった。
【結論】DPP-4阻害薬のHDDM患者における長期の有用性が認められ、他のDM薬の併用による有効性やインスリンからの切り替えも期待された。

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