演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院の単純血漿交換の置換液としてのアルブミン製剤使用量削減の取組み

演題番号 : O-0630

橋本 武昌:1、奥村 紀子:2、金子 嘉志:2

1:天理よろづ相談所病院 臨床検査部 CE部門、2:天理よろづ相談所病院 腎透析科

 

【はじめに】当院では2009年より,神経疾患に対する単純血漿交換(PE)の置換液として6%ヒドロキシエチルデンプン(HES)製剤を使用し5%人血清アルブミン(ALB)製剤を半減させている.今回,神経疾患に対するPEの施行状況とALB製剤の削減量を報告し,当院のALB製剤使用量削減への取組みについて紹介する.
【対象および方法】2010年から2013年の3年間で神経疾患に対し,HES製剤を使用したPEを行った18例106回を対象とした.HES製剤は予定置換量の半量とし,ALB製剤との切替または混合液として置換した.ALB削減量の算出はHES製剤の使用総量を算出しALB製剤の本数に換算した.
【結果】106回のPEにおける置換液総量は272Lであった.うち,HES製剤の使用総量は118Lであり,ALB製剤472本分に相当した.
【まとめ】HES製剤を併用しALB製剤の使用量を半減させる当院の取組みは,適応症例の判断から施行後まで安全性を確認しながら行っており,ALB製剤を削減し,かつ医療経済的にも有益な方法である.

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