演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院における透析患者の骨・軟部組織感染症17例についての検討

演題番号 : O-0574

井上 裕太:1、中ノ内 恒如:1、伊藤 泉:1、山下 紀行:1、福井 彩子:1、太田 矩義:1、中山 雅由花:1、竹内 一郎:1、稲垣 哲典:1、三神 一哉:1

1:京都第一赤十字病院 泌尿器科

 

【はじめに】維持透析患者の骨・軟部組織感染症は難治性となることが少なくない。【方法】2008年から2013年に当院における17例の維持透析患者の骨・軟部組織感染症について検討した。【結果】化膿性脊椎炎が8例、化膿性関節炎2例、脳膿瘍1例、肝膿瘍1例、その他の軟部組織感染が5例であった。起炎菌はMRSAが7例、MSSAが2例、混合感染が1例、その他3例、起炎菌不明が3例であった。11例に糖尿病の基礎疾患があり、16例にドレナージを含む外科的処置が施行された。感染による死亡は4例であった。【考察】透析患者の骨・軟部組織感染症は、易感染性、末梢循環不良、高齢患者や糖尿病患者の増加により日常的に接することが多い。原因菌がMRSA感染であることも多い。感染コントロールに難渋することもあり、しばしば長期の抗生剤投与と外科的処置が必要となる。透析患者の骨・軟部感染症は、画像検査を積極的に行い早期から集学的治療を行う必要がある。

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