演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

リクセルと少量プレドニゾロンが有効であった頸椎破壊性脊椎関節症の1例

演題番号 : O-0573

上村 太朗:1、宿理 朋哉:1、相原 成志:1、原 雅俊:1、是澤 麻衣:1、岡 英明:1、原田 篤実:1

1:松山赤十字病院 腎臓内科

 

症例は72歳女性、透析歴23年。主訴は激烈な項部痛。49歳時多発性嚢胞腎で腹膜透析導入。66歳時直腸穿孔で人工肛門造設・腹膜透析カテーテル抜去し血液透析開始。平成24年10月初旬項部痛が出現し悪化。不眠、食欲低下も来たし入院。頸椎MRIで歯突起浸食性変化や歯突起周囲腫瘤影からアミロイド沈着、右側C1/C2椎間関節部(T2高信号)は関節炎や骨傷による液貯留と判断。頸椎CTもC1/C2椎間関節、歯突起破壊を認めた。アミロイドーシス診療ガイドライン2010から臨床的診断例と判断。治療は当院にon line HDFの設備なく、透析膜面積増加、β2MG吸着カラム(リクセルS15)併用でβ2MG除去改善し、症状緩和はカラー装着、トラムセット3錠/日加え少量プレソニゾロ(5mg)を開始。約1ヶ月で疼痛の改善とともに不眠、食欲低下は改善、その後半年でCTの歯突起浸食性変化も改善した。破壊性脊椎症に対しリクセル、少量プレドニゾロンが著効した症例を経験し若干の考察を踏まえ報告する。

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