演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

手根管手術患者におけるβ2MGの長期負荷量の検討

演題番号 : O-0569

川田 真宏:1、星野 純一:1、澤 直樹:1、今福 礼:1、三瀬 広記:1、住田 圭一:1、平松 里佳子:1、長谷川 詠子:1、早見 典子:1、諏訪部 達也:1、乳原 善文:1、高市 憲明:1

1:虎の門病院 腎センター

 

【目的】血清β2MG濃度とCTS発症までの透析期間を検討することにより、CTS発症に必要な「必要β2MG負荷量」を検討した。
【方法】当院で1968年~2006年の間で長期追跡が可能であった28名を対象とした。透析前後の血清β2MG濃度(mg/L)を測定しその平均値をCTS手術までの透析年数で積分し必要β2MG負荷量(mg/L 年)とした。
【結果及び考察】対象患者の平均透析導入年齢は39歳(24~62歳)、男性12人/女性16人、平均CTS手術時年齢61歳(49~77歳)、手術までの平均透析期間21年(10.7~35.2年)であった。必要β2MG負荷量の平均は801.2mg/L年(397.6~1247.6mg/L年)であった。透析導入年齢と必要β2MG負荷量との間には強い負の相関を認め、回帰式は以下の通りであった。
必要β2MG負荷量= -20×透析導入年齢+1600
【結論】本推定式を用いて透析患者のβ2MG負荷量を検討することでCTS発症までの期間を予測し、透析条件の最適化に役立つものと推察される。

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