演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

電気生理学的重症度は手根管症候群の術後成績を予測できるか

演題番号 : O-0568

今井 亮:1、橋本 哲也:1、西田 雅也:1、小林 裕之:1、北原 麻紀:1、上田 路子:1

1:(特医)桃仁会病院 整形外科

 

【目的】手根管症候群( CTSと略す)に対する電気生理学的重症度は、治療方針の決定および予後予測などの情報として有用かを検討した。
【対象および方法】初回手根管開放術例において、電気生理学的に術後1年以上経過観察された慢性透析患者77人95手を対象とした。CTSの重症度はBlandの電気生理学的分類を用いた。
【結果】1) 術前のBland 分類は、Grade 3が17手、Grade 4が23手、Grade 5が49手、Grade 6が6手であった。2) 手術1年後のBland 分類は、Grade 0(正常)に改善した症例は60例 63%であった。3) 術前Grade 3,4から術後Grade 0への改善率は88%と良好であったが、Grade 5は51%、Grade 6は0%であった。
【まとめ】1) 今回の調査結果において、DML≦ 6.5ms群は> 6.5ms群に比較して電気生理学的な改善が得られた。2) CTSの治療方針および予後予測に電気生理学的重症度は有用であることが示唆された。

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