演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

血液透析患者におけるレストレスレッグ症候群の生命予後について

演題番号 : O-0560

大坪 茂:1、高木 正雄:1、矢吹 恭子:1、坂東 美和:1、高崎 順代:1、植田 修逸:1、杉本 久之:1、大坪 由里子:1、新田 孝作:2

1:三軒茶屋病院、2:東京女子医科大学病院 第四内科

 

【目的】Restless legs syndrome (RLS)はうつや睡眠障害との関連が報告されており、血液透析患者に高率に認める。血液透析患者を対象にRLSと生命予後の関連について検討した。
【方法】透析患者でRLSの問診をしえた67例を対象とし、患者背景、生化学、血算値を調べた。生命予後に対する危険因子の解析にコックス比例ハザードモデルを使用した。RLSの有無で2群に分け生命予後をログランク検定で比較した。
【結果】RLS有りと診断した患者は10例、平均観察期間は2.8 ± 0.8年で観察期間中15例の死亡を認めた。単変量解析においてRLS有りはリスク比2.16 (1.25-3.61), P=0.008であった。年齢、アルブミン、クレアチニン、糖尿病性腎症の有無を含む多変量解析においてRLS有りはリスク比2.19 (1.21-3.93), P=0.011であった。生存率は2年後でRLS有り群で70.0 %、RLSなし群で91.0%で有意差を認めた(P=0.0097)。
【結論】RLSは生命予後に対する危険因子と考えられた。

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