演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院透析患者のむずむず脚症候群の実態調査~ベイズ理論で因果関係を考える~

演題番号 : O-0559

松坂 勝則:1、川口 暢子:1、佐々木 有梨子:1、中居 久美子:1、木下 牧子:1、山田 真記子:1、星野 のぶ子:1、内海 謙:1、藤川 博康:1

1:(医)はちのへ99クリニック

 

【目的】当院透析患者のむずむず脚症候群(restless legs syndrome:RLS)の明確な重症度の把握とRLS因子の関係性を改善に役立てるため調査を行った。
【方法】当院透析患者33名(男性21名,女性12名,平均年齢58.1歳)に国際レストレスレッグス症候群評価尺度(IRLS)とRLS因子(カフェイン,喫煙,飲酒,Fe,フェリチン,TIBC,TSAT,GNRI,除去率等)の項目を合わせた調査票を作成,インタビュー調査の結果をベイズ統計で検討した。
【結果】33名中13名39%にRLS症状があり,内訳は男性9名,女性4名で最重症2名,重症4名,中等症7名,症状なし20名であった。ベイズ統計でRLS因子は喫煙,TIBC低値,フェリチンとTSATとGNRI同時低値,TIBCとTSATとGNRI同時低値であった。
【考察】当院の調査においてカフェイン,除去率は因子とならず,喫煙は単独因子,鉄不足と栄養不足の重複で強い因子となった。
【結論】ベイズ理論は少ないn数で評価でき,RLSには鉄と栄養が重要と推測される。

前へ戻る