演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

常染色体優性多発性嚢胞腎(ADPKD)における腎動脈塞栓術(TAE)前後のHb、血清エリスロポエチン(Epo)濃度についての研究

演題番号 : O-0556

諏訪部 達也:1、乳原 善文:1、菊池 晃一:1、葉末 亮:1、三瀬 広記:1、上野 智敏:1、住田 圭一:1、早見 典子:1、星野 純一:1、今福 礼:1、川田 真宏:1、平松 里佳子:1、長谷川 詠子:1、澤 直樹:1、高市 憲明:1

1:虎の門病院 腎センター

 

【目的】腎TAE によりADPKD患者の腫大腎は急激に壊死縮小し無機能腎になる。腎TAE前後でのHb値と貧血に影響する因子について検討する。【対象方法】2008年から2012年までに腫大腎に対して腎TAEを受け1年以上経過が追えたADPKD患者を対象。腎TAE前と1年後のHb値、ESA使用量、血清Epo濃度を比較検討し、それらに影響する因子の解析を行った。【結果】対象:血液透析患者152人(男83,女69)、年齢 57.1±9.5歳、。腎TAE1年後には、腎容積は平均49%まで縮小したが、有意にHb値は上昇、ESA使用量は減少していた。平均血清Epo濃度は増加し、血清Epo濃度に影響した因子は、Hb値、血清Alb値、肝容積であった。【考察】腎TAE後の貧血改善は栄養状態改善による影響が考えられた。一方、血清Epo濃度の上昇は、肝など腎以外でのEpo産生による可能性があると考えられた。

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