演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

ESA投与下における造血外因子に関する臨床的検討

演題番号 : O-0555

内藤 隆:1、佐中 孜:2、山谷 琴子:1、吉倉 哲也:1、曽我 明日華:1、安藤 明利:1、庭山 淳:3、西村 英樹:4、小川 哲也:4、新田 孝作:5

1:東京労災病院 腎代謝内科、2:江戸川病院 生活習慣病CKDセンター、3:住吉クリニック病院 内科、4:東京女子医科大学東医療センター 内科、5:東京女子医科大学 第4内科

 

【目的】末期腎不全(ESRD)においてESAによる血管内皮前駆細胞(EPC)や血管関連因子の変化を3ヶ月間観察し、関与を検討する。【方法】ESA使用歴がないESRD患者51例をrHuEPO投与群21例、darbepoetin(DA)投与群15例、EPO無投与群15例に分け、前向き試験を行った。一般検査および末梢血のEPC, MMP2, VEGF, HS-CRP, ADMAを評価し、0-3ヶ月間の変化量を検討した。CD45lowCD34+CD133+陽性細胞数(個/ml)をEPCとして計測した。【結果】EPCや他因子の変化量は3群間で有意差はなかった。但し、rHuEPO投与群では投与量とEPC増加との正相関を認めた。それに反して、DA投与群はEPCの増加は認めなかった。しかし、DA投与群では投与量とMMP-2変化の逆相関が観察された。【考察】EPCの誘導はESAの種類、量によって異なる可能性が高い。【結論】ESAによる諸因子の変化がESRD患者に有益か否かは今後の検討課題である。

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