演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

エポエチンベータペゴル(CERA)予測投与量と脳心血管合併症数,アルブミン,CRPの低反応例を含む透析患者の関係式の試み―薬剤作用は病態重症度で量, 質的に変異の可能性

演題番号 : O-0554

富田 新:1、平田 仁:2、黒崎 正夫:1

1:富山城南温泉第二病院 内科、2:城南内科クリニック

 

【目的】透析患者は顕著な栄養-炎症-動脈硬化の障害状態(MIA症候群)が存在。今回従来型ESAからCERAに切替前後の[Hb変化,Hb変動,ALB,CRP,合併症数ABCなど]と低反応例を検討。【方法,対象】CERAを3回以上投与した透析患者65例.平均74.7歳,男性31例,糖尿病35例。低反応はCERA投与期間中のHbが9.5g/dL未満かつ切替前より1g/dL以上のHb減少とした。
【結果】HbはCERA切替前後で9.9g/dlと同等。Hb変動はTarget(Hb10-12g/dl)達成症例は,切替前4例(12%)に対しCERA切替後で7例(21%)と増加傾向(有意差無)。CERA低反応例は8例(12%), 多変量ロジスティック回帰で切替前ALB低値が低反応に寄与.☆CERA予測投与量C(μg)=19.1×ABC-21.5×投与前ALB平均値+20.9×投与前CRP平均値+145.7(予測式対測定値r=0.5,p=0.0001)☆
【総括】従来型ESAからCERAへの切替は有意差無く有用。今後はESA使用時にALB低値を始めMIA症候群の対策,投与量検討が必要と考える。

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