演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

透析患者におけるepoetinβpegol(CERA)への切り換えは、ESA Resistance Index(ERI)を低下させる

演題番号 : O-0525

伊藤 恭子:1、小川 哲也:2、石田 秀岐:1、永野 伸郎:3、新田 孝作:4、安藤 義孝:1

1:平成日高クリニック 透析センター、2:東京女子医科大学東医療センター 内科、3:日高病院 日高学術研究センター、4:東京女子医科大学 第4内科

 

【目的】透析患者において、従来型ESAをCERAへ処方変更した際の、切り換え前後のHb濃度、ESA投与量、ERIの経時的推移を検討する。
【方法】従来型ESAにてHb濃度が維持されている外来維持血液透析患者33例(epoetinβ;11例、darbepoetinα;22例)をCERA(月2回投与)へ変更し、切り換え前後12カ月間の各指標をレトロスペクティブに解析した。
【結果】CERAへ切り換え後もHb濃度は安定して維持され、1カ月毎のERI(µg/Hb)の推移に低下傾向が認められた。ESA薬剤費は、切り換え前の従来型ESAと比較して、CERAへの変更後に減少が見られ、特にdarbepoetinα高用量(40~60µg)から切り換えた群において顕著であった。
【結語】従来型ESAをCERAへ変更することにより、Hb濃度を維持しながら、投与頻度の減少ならびにERIの低下が可能であった。また、CERAを長期間にわたり使用することで、ERIが更に低下する可能性が示された。

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