演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

既存ESA低用量投与症例におけるC.E.R.A.への切替え

演題番号 : O-0522

坪井 正人:1

1:(医)偕行会 安城共立クリニック

 

【目的・方法】エポエチンβ(EPO) 低用量で十分なHb維持効果が得られている血液透析患者9人 (平均年齢54.4歳、透析歴8.4年) を対象にCERAへの切替えを行い、切替え前後2年間におけるESA製剤使用量、静注鉄剤使用量、Hb濃度、鉄代謝マーカーを比較した。【結果】EPO/CERA投与期間における2年間の平均ESA使用量:EPO(IU/週)/CERA (μg/月)、鉄剤使用量 (mg/月)、Hb (g/dl)、ferritin (ng/ml)、TSAT (%) はそれぞれ、3,025±462/36±14、40±1/19±0.5、11.1±0.5/11.4±0.5、87±43/91±50、21±4/24±7であった。【まとめ】4年間にわたり平均Hbは良好に維持された。CERA使用期間中鉄剤は月1回CERAと同日投与を基本としたが、鉄代謝マーカーに有意差を認めない一方で鉄剤使用量が50%減り、CERAにより鉄利用が亢進したと考えられた。オーバーシュートが危惧されたためCERAへの切替え時75μgとしたが、スムーズな切替えが可能であった。切替え6ヶ月以降は全例50μg以下で良好な貧血管理が可能であった。

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