演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院におけるエポエチンκの使用経験について

演題番号 : O-0521

古澤 洋一:1、中野 紗希:1、高橋 梓:1、高橋 秀明:1、奥田 康輔:1

1:奥田クリニック

 

【目的】従来ESA製剤からエポエチンκ(Bs)切替えによる検討.
【方法】当院維持透析患者でエポエチンβ(EPO)使用群49名,ダルべポエチンα(DA)使用群11名をBsに切替え1年間毎の切替え前後を調査した.目標Hb値を10.0~11.5g/dLとし,投与薬剤を適宜増減した.検討項目はHb値,ESA投与量,鉄代謝関連検査とした.切替え効果は1年毎平均ESA投与量で比較し,EPOは同単位量で,DAは2010年当会報告済みEPO→DA変更時の換算比1:258を用いた.対象はEPO継続群14名.統計でp<0.05を有意差有りとした.
【結果】Bs切替えでHb値に有意差はなかったがESA投与量はEPO:3950→Bs:4543U/w:p<0.001,DA換算値:3369→Bs:4253U/w:p<0.01と有意に増加した.対象EPO継続群1年前後EPO投与量(4014→4179 U/w:ns)に変化はなし.切替え効果はEPOの力価を1倍に対しBsはEPO切替え群0.87倍,DA切替え群0.79倍でDAの平均換算比は1:325であった.また薬価ベースではBs切替えでコストダウンが図れた.
【結論】後発品Bsは,従来品ESA(EPO,DA)と比較し,Hb値を維持するため,ESA投薬量増加の必要性が示唆された.

前へ戻る