演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院での透析患者における下肢閉塞性動脈硬化症に対する血管内治療の検討

演題番号 : O-0507

吾郷 里華:1、大久保 愛子:1、前田 和也:1、真島 菜々子:1、番匠谷 将孝:1、山下 哲正:1、新宅 究典:1、森石 みさき:1、川西 秀樹:1、土谷 晋一郎:1、佐藤 友保:2

1:土谷総合病院 人工臓器部、2:土谷総合病院 放射線科

 

透析患者において下肢閉塞性動脈硬化症に対する血管内治療は侵襲が少なく有用であると考えられている。一方で下肢閉塞性動脈硬化症は冠動脈や脳血管疾患といったpolyvascular diseaseの一面として表れたものであり、救肢のみならず生命予後も含めて検討する必要がある。そこで当院で2005年1月1日~2013年10月31日の期間中、下肢閉塞性動脈硬化症に対し血管内治療を行った透析患者223人を検討した。年齢71.4±9.6歳、男性60.5%、透析歴62.4(26-109)ヶ月、糖尿病70.0%、虚血性心疾患、脳梗塞の既往を53.0%、44.6%に認めた。平均観察期間は4.8年で大切断率は22.4%であった。また全体3年生存率64.2%であったが重症虚血肢症例(83.1%)、皮膚欠損症例(56.5%)、非歩行状態(28.0%)では生存率は低い傾向にあった。治療に際し各患者の併存疾患、生命予後なども含めて検討する必要があると考えられた。

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