演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

HD症例のPADにおける外科的血行再建術の検討

演題番号 : O-0506

谷村 信宏:1、増田 美生:2、藤田 茉莉子:2、藤原 木綿子:2、土蔵 尚子:2、下村 菜生子:2、岩田 愛:2、辻本 吉広:2、森本 章:3、田畑 勉:2

1:井上病院 血管外科、2:井上病院 内科、3:井上病院 放射線科

 

【はじめに】HD症例ではADL低下例が多く、そのためPADについてもCLI化して気づかれることが多い。またCLIの多くは下腿病変を含む多発病変であり、外科的血行再建を行うには必然的にdistal bypassとなる。さらに石灰化病変が多いことも特徴である。
【対象】2008/1月から2013/10月に、HD症例に対して外科的血行再建術を行った63肢で、71.7±8.5歳、M/F;40/23、Fontaine(F) II/III/IV;14/4/45であった。
【結果】distal bypassは42肢(67%)で全例F-IVであり、またCFA内膜摘除を18肢(29%)に行った。さらにEVTを併用するHybrid治療を23肢に行ったが、内14肢はdistal bypass例でのIn-flow改善目的であった。
【結語】Distal bypass成功には良好な自家静脈の確保が必要であるが、Hybrid治療によって静脈長を節約できることは大きな利点となる。しかし、特にSFA/AKPA領域にEVTを行った場合には、再狭窄を念頭に厳重な術後経過観察が必要である。

前へ戻る