演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院での重症下肢虚血合併維持透析患者における過去5年間の血管内治療成績

演題番号 : O-0504

末木 志奈:1、宮本 雅仁:1、御手洗 敬信:2、櫻田 勉:1、金剛寺 謙:2、白井 小百合:1、柴垣 有吾:1、明石 嘉浩:2、木村 健二郎:1

1:聖マリアンナ医科大学 腎臓病センター、2:聖マリアンナ医科大学 循環器内科

 

【方法】当院にて過去5年間に重症下肢虚血(CLI)と診断し血管内治療(EVT)を行った48症例(PD患者1名を含む)を対象とし、診療録より治療と予後を後ろ向きに抽出した。
【結果】症例は男性26名、女性22名であり、平均年齢は70.5±10.4歳、平均透析歴は7.3±6.0年、原疾患は糖尿病性腎症が35名と最多であった。責任病変は膝上病変(AK)は18名、膝下(BK)病変が19名、AK+BK病変が11名であった。治療後17名で再び同部位にEVTを余議なくされ、28名が両側性に狭窄を認めた。救肢率は90%であったものの、生命予後を伸ばすことはできなかったと考えられた。
【考察】高齢化、糖尿病性腎症の増加により、CLIを含む心血管合併症が増加している。透析患者では心血管合併症を複数持ち合わせることも多い。またBK病変や再発例も多く、治療に度々難渋する。進行も早く、CLIはQOLを著明に落とし致命的にもなるため、早期診断・早期治療介入が重要である。

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