演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

血液透析(HD)患者への末梢動脈疾患(PAD)に対するキセノン(Xe)光照射の有効性

演題番号 : O-0502

上條 由佳:1、小田巻 聡:2、堀 祐貴:2、堀内 勇人:2、斎藤 郁郎:2、石橋 由孝:1

1:日本赤十字社医療センター 腎臓内科、2:日本赤十字社医療センター 臨床工学課

 

【目的】HD患者にはPADを高頻度に認めQOL低下および生命予後低下の原因として重要である。近年疼痛緩和目的に麻酔科領域で用いられているXeは近赤外線にて皮膚表面を透過し深部加温にて局所血量増加の機序により虚血性疼痛に対しても有用と考えられる。従来使用される炭酸泉と比してベッドサイドで容易に使用でき手技も簡便である。【方法】2013年8月に当院通院中のHD患者64名中PAD(ABI<0.9,SPP<50)を有した5名10肢(男3女2,腎硬化症2糖尿病性腎症3)を対象。Xe光治療器βeleven(18J,5/1000sec)を用いSPPにてA:短期効果(初回治療前後),B:長期効果(連続12回:4週)治療後のSPPを比較した。【結果】A:39±11.5mmHg→47±18.3mmHg(p<0.025),B:42±18.5mmHg→47±15.8mmHg【結論】XeはHD患者のPADに対して短期効果を認める。長期効果は現在検討中である。

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