演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

HD患者の血中マグネシウム(Mg)濃度の検討

演題番号 : O-0485

山木 万里郎:1、斉藤 有希:1、黒沢 洋:1、前田 昭子:1、山口 巌:1

1:(医)住吉クリニック病院付属大宮診療所 内科

 

【目的】HD患者の血中Mg濃度(mg/dl)について検討する。【方法】HD患者75名で年齢,BMI,栄養状態の指標であるGNRI,HD前のAlb,Alb補正後Ca(cCa),P及びMg間の相関をみる。高Mg血症(Mg>2.28)52例(=2.70±0.27)と正Mg血症23例(=2.10±0.13)の2群間で比較検討する。低Alb群(Alb≦3.70g/dl)37例(=3.40±0.28)と正Alb群38例(=3.90±0.17)の2群間でも比較。【結果】Mg含有薬剤は全例未投与。Mgは標準値(1.68~2.28)より高め(2.51±0.37)でMgは年齢,GNRI,Alb,cCa,Pとは相関はないがBMIと相関があった(p<0.01)。高と正のMg群の検討で前者がより若く(63.9±11.2 vs 68.3±12.3,p<0.001),Albはより高かった(3.75±0.27 vs 3.45±0.39,p<0.001)。正と低Alb群の検討で前者がより若く(60.9±11.3 vs 69.8±10.6,p<0.001),Mgはより高かった(2.61±0.34 vs 2.41±0.36,p<0.02)。【考察】栄養良好の若年患者程Mgが高値という点からMg濃度に経口摂取量の関与が示唆された。【結論】HD患者では約7割に高Mg血症を認め年齢と栄養状態の関与が濃厚である。

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