演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

高齢透析患者の低栄養対策

演題番号 : O-0452

小川 治美:1、高橋 妙子:1、佐藤 譲:1

1:(医)佐藤循環器科内科

 

【目的】高齢透析患者に分岐鎖アミノ酸(BCAA)の摂取を試み栄養改善効果を検討した。【方法】食事管理可能な入院・施設入所中の血液透析患者57名中経管栄養・Alb3.5g/dl以上者を除く協力の得られた26名にBCAAガレットを摂取し、9カ月継続摂取群6名と、3カ月で中止した脱落群の摂取前と摂取後3・9カ月のBCAA Alb CRP 食欲を比較検討した。【結果】摂取群は2013.2月~9ヶ月継続摂取、脱落群は3カ月摂取、その後費用自己負担を契機に中止した。摂取群のBCAA食品一日平均量は3828.7mg、脱落群の3カ月一日平均量は2075.9mgであった。摂取群の分岐鎖アミノ酸中央値の比較ではValine176.1→231.9 Leucine88.2→162.1 Isoleucine60.2→91.2 nmoL/mL と有意に高値を示した。脱落群の中止6カ月後はValine Leucine Isoleucineともに低下した。Alb CRP 食欲調査は有意な差はみられなかった。【結論】経口摂取可能な透析患者のBCAA摂取は栄養状態改善に効果が期待出来る。

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