演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

透析の質を見直し透析量を増加した効果~栄養状態の改善について~

演題番号 : O-0449

松岡 由美子:1、藤岡 千夏:1、浅川 ヒロ子:1、藤岡 紀昭:1、青木 弘之:1、関 正則:1

1:上野透析クリニック

 

【目的】透析量を増加し栄養状態の改善を目的に検討した結果を報告する。【対象および方法】維持血液透析患者17名に対し、食事療法の支援および血液検査データ、VA再循環率、脱血量の実測値から透析量の評価を行ない透析条件を見直した。【結果】透析条件を変更しなかった症例は2例であり、15例が変更を必要とした。内訳は、透析針のゲージ数を太くした7例、血流量を増加した15例、透析時間を延長した5例、ダイアライザを変更した10例であった。データの変化は、spKt/V:介入前1.47±0.29、介入後1.64±0.30、nPCR:介入前0.98±0.20 g/kg/day、介入後1.12±0.24 g/kg/day、Hb:介入前10.81±0.93g/dL、介入後11.14±0.70g/dLと改善した。エリスロポエチン製剤の投与量は、変更なし8例、減量9例、増量0例であった。【考察】透析量の増加で、尿毒症の軽減と食事制限が緩和され、栄養状態および貧血が改善したと考えられた。【まとめ】栄養状態の改善には、食事療法と共に至適透析量を維持することが重要と考える。

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