演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

深夜長時間血液透析の有用性の検討 -特に貧血改善効果について-

演題番号 : O-0404

関澤 京:1、千葉 哲男:1、大田 頼子:1、三樹 崇明:1、加藤 基子:1、正井 伸一:1、岡本 智之:1、外山 勝英:1、有井 達朗:1、松田 伸一:1、石井 健夫:1、大山 邦雄:1

1:横浜第一病院 内科

 

【対象】深夜8時間透析施行中の16例を深夜群,対象群は昼間群を17例とした.年齢,透析期間に有意差はない【方法】深夜群と昼間群との間で,ERI: Erythropoietin Resistance Index,鉄剤投与量,Hb値,Alb値,Pi値,血圧,降圧剤の使用の有無などを測定し比較検討した.観察期間は6か月間とした.【結果】両群ともにHb値は10-12mg/dLだった.深夜群の方が昼間群に比べ平均Hbは高かったp=0.048.ERIは深夜群の方が有意に低くESAの使用量も少なかったp=0.043.深夜群の方がESA抵抗性が低いと考えられた.【考察】血清尿素窒素,Cr,Pi値,HANP,iPTH,Hb変動など各種指標は深夜群の方が安定しており,透析量による改善効果とおもわれた.ERIは深夜群の方が有意に低く,透析量の効果によってESA製剤の必要量が低下しておりESA抵抗性も低いものと考えられた.【結論】当院において深夜長時間透析のほうが薬剤使用量も少なく安定的に推移していると考えられた.

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