演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

週2回の通常透析に加え、週1回のオーバーナイト透析(NHD)の現況

演題番号 : O-0400

陣内 彦博:1、川畑 勝:1、宮尾 眞輝:1、吉田 智史:1

1:東京ネクスト内科・透析クリニック 人工透析内科

 

【背景】透析時間を延長することで貧血の改善、内服薬の減量、さらには生命予後が改善することが報告されている。そのなかに週3回のNHDも一つの手段として知られているが、本邦の透析現況では週3回NHDで提供することはいろいろな面で難しいところが多い。
【目的】週2回の通常透析に加え、週一回のみNHDを導入した患者10名に対して、貧血、Ca、P値の変化について検討を行った。
【方法】週一回NHDを受けている10名の透析患者と週3回1回4時間以下の透析を受けている37名の患者を対象に、中日採血を行い、貧血、Ca、P値等の比較を行った。
【結果】貧血に関して二群に大きな差はなかったが、MBD管理が改善し、薬剤の減量できる可能性が示唆された。
【考察】現時点では十分な期間、症例数を確保できておらず、今後は観察期間を延長し、より多くの症例を確保した上で、合併症、生命予後を含めたさらなる検討が望まれる
【まとめ】本邦の経済的、医療的現状から週一回NHDは長時間透析を提供する一つの手段となり得る。

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