口演
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on-lineHDF療法でレストレスレッグ症候群(RLS)が改善した症例 演題番号 : O-0353 田中 雅巳:1、櫻井 俊一:1、森 吉寛:2、齋藤 卓:3 1:(医)刀水会第二齋藤記念クリニック 透析室、2:(医)刀水会第二齋藤記念クリニック 人工透析内科、3:斉藤記念病院 内科
【目的】レストレスレッグ症候群(以下RLS)の患者に対して、on-lineHDF治療で効果があったので報告する.
【方法】RLS症状のある患者3名を対象に、pre dilution on-line HDF(QD500mℓ/min,QS200ml/min,QB180~200ml/min,4hr)を施行し、以下の項目について、開始時,1,3,6ヶ月目に評価した. 1.血液検査前値(UN,Cr,ALB,Kt/V,CRP,β2-Mg,α1-Mg,TNF-α,IL-6,ICAM-1),排液中のALB漏出量. 2.アンケート調査(掻痒感、イライラ感、RLS、関節痛、疲労感をVASスケールによる評価)と、患者にRLS重症度スケール(以下IRLS)評価. 【結果】透析効率は、良好であった.α1MG、β2MGは低下傾向であった.サイトカインに大きな変化はみられなかった.血清ALB値に低下傾向がみられた.全員IRLSの評価0点となり、治療効果がみられた.疲労感、イライラ感、掻痒感が改善傾向であった. 【結論】RLS透析患者に対して、pre dilution on-lineHDF,4hr,48L置換で治療効果が認められた. |
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