演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

経皮的血管形成術(percutaneous transluminal angioplasty:PTA)施行時のミタゾラムでの疼痛緩和の試み

演題番号 : O-0225

蜂矢 朝香:1、高橋 彩子:1、渡邊 智治:1、森 佳子:1、倉田 圭:1

1:公立陶生病院 腎・膠原病内科

 

【目的】シャント血管維持に定期的PTAは不可欠であるが、当院では術中の強い疼痛は我慢を強いていたのが現状であった。疼痛緩和にミタゾラムを使用し、その安全性を検討した。
【方法】2013年8月から同年12月に当院施行PTA63例中、希望者で禁忌のない21例に対し、血管拡張直前にミタゾラムを投与し、投与量やVisual Analog Scale(VAS)の変化などを検討した。
【結果】ミタゾラムの平均投与量2.97mg(0.065mg/kg)、合併症はなし17例、舌根沈下3例、不穏1例で、舌根沈下は下顎挙上、不穏例に関してはフルマゼニルで拮抗し対応した。投与後眠気は平均1.5時間持続した。平均VASはミタゾラム不使用時8.5、使用時2.45であり、医師評価平均VAS4.1、次回希望は9.3/10であった。
【考察】PTA時の疼痛は非常に強いが、ミタゾラム使用後のVASは全例著明に改善し、重篤な合併症もなかった。
【結論】透析患者においてもミタゾラムは安全に使用でき、外来PTAにおいて患者の疼痛緩和に有用である。

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