演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

高齢者と非高齢者での血栓閉塞率の違いとその要因の検討

演題番号 : O-0224

葛原 信三:1、葛原 敬八郎:1、田端 秀日朗:2、公文 佐江子:3、臼井 亮介:3、小池 美菜子:3、三浦 康子:2

1:(社)関川会 関川病院 バスキュラーアクセス治療センター、2:(社)関川会 関川病院 内科、3:東京女子医大八千代医療センター 腎臓内科

 

【目的】高齢の血液透析患者は血栓閉塞を起こしやすいかを検証する。
【方法】対象は当院で2013年4月から12月までにPTA施行した530症例。70歳以上(高齢者)と70歳未満(非高齢者)で、血栓閉塞率の違いを後向きに検討した。
【結果】PTA施行症例530症例中、高齢者は291例(54.9%)、非高齢者は239例で(46.1%)であった。血栓閉塞症例総数は85例中、高齢者は39例で全体の45%であった。血栓閉塞率は高齢者13.4%、非高齢者19.2%と非高齢者の方が多かった。高齢者VAの種類の血栓閉塞率ではAVFは11.6%に対しAVGは23.8%とAVGの血栓閉塞率が高値であった。
【結論】高齢者透析導入症例の増加に伴い、加齢や動脈硬化などによる血栓閉塞率上昇が考えられたが高齢者の血栓閉塞率の有意差は認めなかった。高齢者の血栓閉塞症例数は多い傾向であり高齢者のVAの種類による血栓閉塞率ではAVGが高かった。

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