演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

当院における血液透析患者に対する経皮的血管形成術(PTA)治療と末梢動脈疾患(PAD)との関連についての検討

演題番号 : O-0221

柿田 直人:1、蓮池 由起子:2、溝渕 剛士:1、上村 元洋:1、依藤 壮史:2、海邉 正治:2、名波 正義:2、田仲 勝:1、中西 健:2

1:田仲北野田病院 バスキュラーアクセスセンター、2:兵庫医科大学内科学 腎・透析科

 

【目的】血液透析患者において内シャント狭窄に対するPTA後の高い再狭窄率が報告されている.またPADは高頻度で認める合併症である.当院における血液透析患者の内シャントPTA後の再狭窄とPADの関連について検討を行った.
【方法】2012年4月から2013年7月までに当院にて内シャント狭窄に対しPTA治療を施行した症例で,ABI,TBIおよびPWVを施行した133例を対象とし,ABI,TBIおよびPWV値とPTA後の内シャント開存率につき解析を行った.
【結果】Kaplan-Meier生存分析ではABI,TBI低値群は,高値群に比べて内シャント再狭窄の発生が有意に多く(p=0.0384,p=0.0158),PWV高値群は低値群と比べて内シャント再狭窄の発生が有意に多い結果であった(p=0.0053).
【結論】PADを合併する症例では内シャントの再狭窄が起こりやすい可能性が示唆された.PADの病態と内シャント狭窄との関連について,さらなる検討が必要である.

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