演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

ECMO管理下の集学的治療にて救命し得た重症ANCA関連血管炎の一例

演題番号 : O-0171

下田 奈央子:1、金子 朋広:1、板垣 史朗:1、福井 めぐみ:1、有馬 留志:1、平間 章郎:1、藤田 恵美子:1、鶴岡 秀一:1

1:日本医科大学付属病院 腎臓内科

 

【症例】55歳男性.3日前より黒色便,前日より喀血を認め前医受診したところ,sCre 5.8mg/dl,Hb4.9g/dlにて緊急入院となった.両肺に著明な浸潤影を認め気管内挿管施行,RPGNと肺胞出血と考えステロイドパルス開始され翌日よりエンドキサンパルスと血漿交換を開始された.しかし酸素化改善せずECMO装着となり,管理目的にて当院転院となった.MPO-ANCA著増しており,ANCA関連血管炎と確定診断し2度目のステロイドパルスと血漿交換を当院にて施行,後療法として水溶性プレドニン70mg/dayより開始した.転院11日目,肺浸潤影は改善したが両背側に無気肺を認め,体位変換による理学療法を行った.徐々に酸素化改善し転院15日目にECMO離脱,以降呼吸器設定weaningして行き,ECMO離脱後6日で吹き流しにて酸素化可能となった.
【結語】最重症型MPAによりびまん性肺胞出血を来したが,ECMO管理下での集学的治療にて改善し得た一例を経験した.

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