演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

指尖容積脈波測定による透析患者の自律神経機能評価

演題番号 : O-0099

能登 宏光:1、能登 舞:1、加藤 彩:1、金野 裕介:1、岡崎 亨:1、若松 公太郎:1、嵯峨 まゆ子:1、佐々木 由美:1、佐藤 啓子:1、佐々木 佳奈:1、羽賀 繁子:1

1:(医)秋田泌尿器科クリニック

 

【目的】透析患者の透析に伴う自律神経機能の変化を検討する。
【方法】血液透析患者47名を対象とした。透析前、透析開始1時間後、透析終了後に、TAS9 VIEWを用いて指尖容積脈波を測定した。容積脈波から心拍変動を計測し、透析に伴う自律神経機能の変化を調べた。
【結果】透析開始前、心拍変動の指標であるSDNNは60%以上の患者が30msec未満と小さく、透析期間が長いほど小さかった。透析開始1時間後に副交感神経活動の指標であるLnHFが低下した例は糖尿患者で多かった。透析1時間後にLnTPとLnHFが両方低下した患者に、要処置の血圧低下例が多かった。
【考察】透析患者では心拍変動が小さい例が多く、身体調節能力低下が進んでいると考えられた。透析開始1時間後の自律神経機能の変化は、透析時低血圧の発症と関係する可能性がある。
【結論】指尖容積脈波測定は、透析患者の自律神経機能を検討するのに有用である。

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