演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

スピロノラクトン(SPL)は透析患者の心血管イベントだけでなく脳血管イベントを抑える(DOHAS)

演題番号 : O-0096

松本 芳博:1、森 泰男:2、影山 慎二:3、在原 和夫:4、薬師川 融:2、杉山 壽一:5、大村 博陸:6、杉山 はつみ:5、野島 陽一:1、嶋田 靖司:1、塩 暢夫:3

1:静岡市立静岡病院、2:しぶかわ内科CL、3:かげやま医院、4:追手町CL、5:杉山CL、6:菅原泌尿器科

 

【目的】SPLを3年間投与し、心血管予後、脳血管予後、生命予後が改善できるか検証した。【患者】除外基準を2ヶ月間の平均K値>6.5mEq/Lなどとし、310名の血液透析患者をSPL投与群と非投与群に分けた。【方法】投与群にはSPL25mgを内服薬に追加した。心および脳血管イベントを一次、総死亡を二次アウトカムとした。3年追跡後ITT分析法に従いKaplan-Meier法で曲線を構築し、評価をCox-Mantel testで行った。【結果】心脳血管イベントは投与群で有意に減少(ハザード比(HR)0.40)、総死亡も投与群で有意に減少した(HR0.36)。また有意でないものの心血管イベント、脳血管イベント、心血管死、脳血管死のHRはそれぞれ0.43、0.38、0.57、0.26であった。【結論】アルドステロンブロックは心血管障害のみならず脳血管障害にも有効である可能性が示された。

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