演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

血液透析患者の動脈硬化症に対するレボカルニチンの改善効果

演題番号 : O-0093

水野 真理:1、樋口 輝美:1、堀田 直:2、齋藤 朋子:2、黒岩 奈美:2、山崎 俊男:1、大川 恵里奈:1、瀬戸口 晴美:3、石川 由美子:3、丸山 かおり:3、堀之内 奈美:3、梶野 洋子:3、今成 文子:3、遊佐 美恵:3、安藤 英之:4

1:敬愛病院 腎臓内科、2:敬愛病院 臨床検査科、3:敬愛病院 透析センター、4:敬愛病院 循環器内科

 

目的:透析患者へのレボカルニチン(LC)の動脈硬化症に対する効果を検討する。対象:内服希望患者群113名(内服群)と内服希望のない患者群40名(非内服群)。方法:内服群はLCを20mg/kg/日とし、動脈硬化症の指標として大動脈伝搬速度(baPWV)を試験開始前、開始6、12ヶ月後に測定した。またABIが0.9以下あるいは1.3以上の異常値の患者は除外した。結果:12ヶ月追跡可能な患者数は、内服群が67名で非内服群は18名であった。内服群は開始前2085±478cm/secから6ヶ月後、12ヶ月後でそれぞれ1972±440cm/sec、1933±363cm/secと有意な低値を認めた。また非内服群は開始前1979±386cm/secから6ヶ月後、12ヶ月後でそれぞれ2009±430cm/sec、2083±902cm/secと有意な差は認めなかった。結論:透析患者に対しLCは抗動脈硬化作用を有する事が示唆された。

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