演題情報

口演

開催回
第59回・2014年・神戸
 

血液透析患者の尿路癌に対する化学療法の検討

演題番号 : O-0063

宮田 康好:1、浅井 昭宏:1、光成 健輔:1、岩田 隆寿:1、松尾 朋博:1、大庭 康司郎:1、望月 保志:1、錦戸 雅春:2、酒井 英樹:1

1:長崎大学病院 泌尿器科 腎不全外科、2:長崎大学病院 血液浄化療法部

 

【背景】尿路癌患者にシスプラチン(CDDP)を含む化学療法が行われが、腎障害や骨髄抑制、消化器系症状などの有害事象が問題となる。今回、血液透析患者の進行性尿路癌に対するCDDPを含む化学療法について検討した。【対象】長崎大学病院で、進行性尿路癌に対してCDDPを含む化学療法を行った4名を対象とした。全例でゲムシタビンとの併用(GC療法)で施行されていた。血液透析はCDDP投与の1時間後に施行し、2サイクル終了後に効果判定した。【結果】全例で骨髄抑制を認め、3名でGCSFが投与された。また、1名では高度の貧血を認め輸血が必要であった。その抗腫瘍効果は、3名でPD、1名でSDであったが、そのSDの患者も3か月後には新たな転移を認めた。【考察】対象患者数が少ないが、抗腫瘍効果は限定的な印象を受けた。また、有害事象で透析患者に特異的なものはなかったが、その効果の面からも新たなレジメンや投与法の改良が必要だと思われた。

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