演題情報

ワークショップ

開催回
第56回・2011年・横浜
 

系統だてたバスキュラーアクセス

演題番号 : WS-7-1

柴原 伸久:1、青山 直樹:1、大川 博永:2、丸山 栄勲:1

1:有澤総合病院 泌尿器科、2:有澤総合病院 血管外科

 

近年、糖尿病性腎症による透析導入の増加や透析導入時の高齢化が目立つようになった。また、透析技術の向上も加わり長期透析患者も増加しており、バスキュラーアクセス困難例は確実に増加している。糖尿病や高齢者の導入の場合は前腕の静脈がすでに荒廃していることも多々あり、長期透析の場合にも頻回のバスキュラーアクセスにより両腕の動静脈が荒廃してしまっている症例にもよく直面する。このような症例には自家動静脈による内シャント作成は困難であり、グラフト移植が選択される。血管外科領域での手術に関しては全国的にある一定の見解で手術が行われているが、頻回の人工血管内シャント作成(以下AVG)では全国的に統一されたプランとデザインが無いのが現状である。当院ではシャント作成医が5名おりAVG作成にあたり統一した見解で作成・抜去・穿刺できるよう心がけている。作成に関しては上肢で片腕6回、両腕で計12回、下肢で片足3回、両下肢で計6回、の計18回を基本方針としている。頻回のAVGを作成するときの注意点は瘢痕により穿刺困難とならないこと、グラフト作成・移植・抜去の際切開線を極力短くすること、狭窄や感染をいち早く発見することなどがある。当院で行っているAVGの作成プラン、グラフト抜去時のデザインにつき紹介する。

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