演題情報

シンポジウム

開催回
第56回・2011年・横浜
 

医療現場で活用出来るICT最先端事情

演題番号 : SY-13-8

下山 二郎:1

1:株式会社見果てぬ夢

 

医療現場における医療事務及び患者様の記録等に関する電子化及びICT化に関して、米国オバマ大統領の全米全病院での電子化義務付け等に象徴されますように急ピッチで各国進んでいる。一方わが国においても同様の取組に関して厚生労働省等も積極的に推進している。 また、病院等の医療事務に関するシステム化等も逐次進捗している。今回はこれらのバックヤード等の医療現場を支える電子化及びデータベース化等ではなく、医療現場におけるICT化に関して今すぐ利用可能なサービス、システム、ツール及びこれから登場が予定されているICT関連のサービス等を中心に紹介すると同時に、未来的な展望も少し触れることとする。 (1)今までの医療現場におけるICT機器としては計測器等が中心に発展して来ており、医療従事者の行動をIT化するようなサービス、デバイスに関してはあまり有効なものが無いのが現状である。一部、先端的な仕組等を積極的に活用しているものもあるが、使いやすく導入コストもリーズナブルなものはあまり無い状況である。 (2)一方ICT業界においては、デジタルサービスの利用は2008年までは主に所謂パーソナルコンピュータが中心であった。これらの機器は主に机の上での利用をメインに設計されているため、医療業界に限らず現場での利用に関しては電子手帳や携帯電話等に限定されており、その利用内容も画面サイズや入力等に関する制限等で極めて限定的であった。 (3)2007年に登場したパッドタイプのPCもあったが、やはりPC従来のPCの延長にあり現場で受け入れられることなく消えて行った。 (4)2010年にこの窮屈な状況に対して、アップル社より世界を一新したとされるiPadが登場しこれまでの常識を一変させることになったことは昨日のことのようである。 (5)一方、2010年においては電子書籍と呼ばれる書籍や資料の電子化及びこれらのリーダー(読むための機器等)が登場しこちらも書籍等の利用に関して飛躍的に変化を遂げている。 これらの最新のICT機器や環境の登場がどのようなものでまた、今後どのように利用されるかを紹介することにする。

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