演題情報

シンポジウム

開催回
第56回・2011年・横浜
 

日本の急性血液浄化の現状

演題番号 : SY-1-2

海津 嘉蔵:1、稲田 良郁:1、織田 成人:2

1:日本急性血液浄化学会 サーベイ委員会、2:日本急性血液浄化学会

 

【背景】近年、我国における急性血液浄化法(ABP)は急速に進歩し、かつ、普及した。日本急性血液浄化学会サーベイ委員会は2006年1年間におけるABPの現状を全国調査し、我々は既にその結果を報告した(Acute Blood Purification vol.166 p4-10, 2010)。ABPの進歩と普及はABPの治療の効果を改善している可能性があるため、今回、新たな目標を掲げて調査を行なった。 【目的】ABPの有効性と生存率を明らかにする事。 【対象と方法】200床以上で、かつ、ICUを有する病院を対象とし、ABPに関する質問表を送付した。 【結果】93施設中52施設より回答があった(回収率55.9%)。対象患者は2010例、ABPは2561件であった。有効率と生存率は以下の如くであった。CRRT:75.6%,68.3%,PE:75.2%,79.5%,DHP:76.2%,68.6%,MOF:63.5%,55.4%,ARF:84.4%,79.0%,肝不全:68.8%,69.1%,敗血症:75.8%,66.0%,RIFLE分類 R:83.6%,75.6%,I:73.3%,62.3%,F:78.2%,69.6%。 【結論】我国のABPの有効性と生存率を治療法別,疾患別,RIFLE分類別に明らかにした。

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