演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液透析患者の5年ごとの栄養摂取状況と栄養状態

演題番号 : P-5-253

井上 啓子:1、清水 和栄:2、平賀 恵子:3、西井 由美子:4

1:至学館大学 健康科学部 栄養科学科 東海腎臓病栄養食事研究会、2:白楊会病院 栄養部、3:新生会第一病院 臨床栄養科、4:大雄会第一病院 栄養科

 

私たちは,1990年より5年ごとに通院血液透析患者の栄養状態を評価してきた。今回は栄養摂取量を含めた栄養状態の推移を中心に報告する。 【対象】1990年204例,1995年399例,2000年408例,2005年319例,2010年449例である。 【方法】透析関連基本調査,身体計測,血液データ,食事摂取量調査(採血前3日間の自己記録法)を実施した。 【結果】摂取熱量は,1990年 32±5 kcal,1995年 30±5 kcal,2000年 29±5 kcal,2005年 30±5 kcal,2010年 30±6 kcal,たんぱく質1990年 1.2±0.2 g/kg,1995年 1.1±0.2 g/kg,2000年からは 1.0±0.2 g/kgであり,1990年と2010年を比較すると熱量・たんぱく質ともに有意に低下していた。 この内,2005年と2010年の継続調査は95例で,5年間でDWや上腕筋囲長(AMC)などの身体計測値および血清アルブミン値(ALB)などが有意に低下(DW -1.2±3.0 kg,AMC -0.9±2.5 cm,ALB -0.2±0.3 g/dL)していた。一方,摂取栄養量は,熱量,たんぱく質ともに有意な変化は見られなかった。

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