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開催回
第56回・2011年・横浜
 

腎不全用経腸栄養剤を使用した際の血清リン値の変化についての検討

演題番号 : P-5-250

北久保 佳織:1、篠崎 奈々:1、花房 規男:2、冨樫 仁美:1、和島 愛:1、辻村 直樹:1、野入 英世:2、藤田 敏郎:2、大谷 幸子:1

1:東京大学医学部附属病院 栄養管理室、2:東京大学医学部附属病院 血液浄化療法部

 

【背景】低栄養をきたす透析患者に経腸栄養剤を使用する場面が増加している。一方、腎不全用栄養剤ではリン含有量が少なく、単独投与では低リン血症の懸念がある。 【目的】当院で腎不全用栄養剤の単独投与を行った患者において血清リン値の変化について検討する。 【対象および方法】胃瘻を有する透析患者2名の透析前血清リン値と各種パラメータを測定し、リン補正の有無を比較検討した。 【結果】症例1.下痢改善のため食物繊維を含有する一般的な経腸栄養剤を選択したが、血清リン値が上昇し、腎不全用栄養剤に変更した。症例2.心不全を合併し、厳格な水分管理を必要とした。いずれの例においても腎不全用栄養剤投与中に血清リン値が低下し、リン補正を必要とした。 【まとめ】胃瘻からの経腸栄養により継続した栄養管理が可能であるが、透析患者の血清リン値の変化は使用する栄養剤によると考えられるため、その選択に注意する必要がある。

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