演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

理学療法士による運動指導を実施した腹膜透析患者2症例についての報告~日常行動記録計を用いた評価,比較~

演題番号 : P-5-229

沼田 純希:1、竹内 久美子:1、井上 宜充:1、芹澤 貴子:2、國保 敏晴:3

1:横須賀市立市民病院 リハビリテーション療法科、2:横須賀市立市民病院 透析室、3:横須賀市立市民病院 腎臓内科

 

【症例1】70歳代男性.糖尿病性腎症のためCAPDを導入した.指導後,運動として毎日の散歩が定着,運動量が増加した(指導前37.8±26.8kcal,後61.0±2.4kcal). 【症例2】50歳代女性.糖尿病性腎症のためCAPDを導入した.指導前は体重測定のため週3回通院していたが,再評価時には,体重コントロール良好のため自己管理とし通院頻度が減少した.その結果,運動量が減少した(指導前197.1±47.0kcal,後174.8±45.6kcal). 【考察】症例1は運動習慣が定着,運動量が増加し指導効果を認めたが,症例2では認めなかった.指導効果において身体機能以外に性格や心理面の影響は大きく,症例2の様な患者には,理学療法士のみでなく,医師,看護師,管理栄養士など多職種での高頻度な介入と,家族協力が必要であると考えた. 【結論】今後は,医療チームによる個々の患者のライフスタイルに合った指導方法の模索が重要であると考えた.

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