演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液透析患者に対する理学療法介入による効果の検討

演題番号 : P-5-228

清瀬 直子:1、那須 由美:1、阿波加 和美:1、片山 敬子:1、難波 佐江子:1、恒次 永里子:1、中田 淳子:1、中村 明彦:1

1:おさふねクリニック

 

【目的】当院にて、筋力向上や転倒、廃用予防を目的に理学療法(PT)を行った血液透析(HD)患者のPT介入による効果を検討した。 【対象】5カ月以上継続してHD毎にPTを行ったHD患者13名。平均年齢68.8歳、平均HD期間6.7年。既往歴は脳卒中11名、関節リウマチ1名、下腿切断1名。 【方法】PT開始前と5カ月後で比較検討した。身体機能は握力、Timed Up & go Test(TUG)およびFunctional reach test(FRT)を測定した。また、カルテより血液検査を調査した。 【結果】TUGの転倒予測カットオフ値13.5秒以上は開始時の7名から4名に減少していた。また、握力とTUGの値は5カ月後には有意に向上していた。FRTと血液検査、透析効率は有意差が認められなかった。 【考察】握力、TUGの向上は筋力と歩行能力の改善、転倒予防につながる。HD毎にPTを実施することで習慣的な運動による効果が得られ、HD患者のADL、QOL向上に有用であることが示唆された。

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