演題情報

ポスター

開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院で開発した立ち上がり補助機による運動療法の有用性

演題番号 : P-5-225

小菅 崇:1、栗田 直美:1、塚田 修:1、塚田 渉:1

1:(医)慈修会 上田腎臓クリニック 透析室

 

【目的】透析患者の高齢化に伴う運動能力の低下により、転倒危機、循環動態の安定への影響、介護負担の増加が懸念されている。今回、当院では、運動量増加によるQOLの向上を目的とした立ち上がり補助機を開発し、運動能力の向上を試みた。【対象】慢性維持透析患者160名中起立、歩行が監視、介助のレベルの患者22名中循環動態が安定し、整形外科的問題がなく訓練に参加の同意の得られた10名(男性8名、女性2名、平均年齢74.3±9.1歳)に実施した。【方法】週3回、透析前に立ち上がり補助機を用い、9ヵ月間実施した。測定項目は運動療法開始前の下肢筋力、血液検査では筋肉量や栄養状態の指標となる%Cr産生速度、血清アルブミン、PTのQOL、ADLの変化を知るためKD.QOLSFTM(SF-8)を用い運動療法開始前と9ヵ月後のデータを比較、検討した。【まとめ】立ち上がり補助機の使用により、全対象者の下肢筋力の値は増加傾向にあった。中には1.8倍近く筋力が向上した患者もおり、運動能力の向上に対する立ち上がり補助機の有効性が示唆された。

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