演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析中の新たな器具による運動療法の試み

演題番号 : P-5-220

浅野 貞美:1、遠藤 賢一:1、高橋 郁夫:2、須藤 祐司:2、千葉 康雄:3

1:嬉泉病院 リハビリ科、2:嬉泉病院 内科、3:嬉泉病院 臨床工学科

 

【目的】透析患者は高齢化や合併症により、ADLの低下が増加している。透析中の運動療法がADL改善に影響するのか、新たに作成した器具を用いて検討した。 【方法】外来透析患者5名(男性4名、女性1名、平均年齢65.8歳、平均透析歴14.2年)に対し、透析中にPT指導下にて器具を使用した運動療法を3回/週、20分/1回、計12回実施。器具はベッド上背臥位で下肢の筋力強化訓練が出来る置き型タイプのコンパクトな設計にした。開始時と1ヶ月後に3mTUG(3m timed up and go test)、10m歩行を測定し、検討した。 【結果】3mTUG、10m歩行ともに有意差(p<0.05)が認められた。また透析中の筋痙攣出現が消失した。 【考察】透析中の運動療法はバランス能力、歩行能力向上に影響を及ぼす事が示唆された。これは今回使用した器具により下部体幹の固定性としての機能や下肢筋力が向上した為と思われる。また筋痙攣消失の原因として、免荷状態での運動療法による血流障害の改善が考えられる。

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