演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

維持血液透析患者に対する受動的下肢挙上の検討

演題番号 : P-5-218

望月 寿幸:1、松尾 善美:2、浅沼 芳則:3、森久 賢一:1、八木 賢:3、福田 豊史:1、田端 作好:1、山本 則之:3、矢嶋 息吹:3

1:いぶきクリニック分院、2:神戸学院大学 総合リハビリテーション学部、3:いぶきクリニック

 

【目的】受動的下肢挙上(PLR)は血液透析(透析)施行中の血圧低下を改善する手段のひとつとして広く行われているが、その昇圧効果に関しては否定的な報告もある。今回、インピーダンス式心拍出量計を用いてPLR施行時の心血行動態に関して調査したので報告する。 【対象と方法】対象は透析施行中の維持透析患者8名と健常成人4名である。背臥位3分間の後、PLRを3分間行った。その間の血圧、心拍数、一回拍出量、心拍出量、全末梢血管抵抗を測定した。各指標の測定値は相対値(%)として比較を行い、有意水準は5%未満とした。 【結果】健常成人ではPLRによる各指標の著明な変化はなかったが、透析患者6名ではPLRにて収縮期血圧(SBP)が上昇した。なお、一回拍出量、心拍出量の有意な変化はなかった。 【結論】PLRにて健常成人ではSBPは上昇しないが、透析施行中の透析患者でSBPが上昇する可能性が示唆された。

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