演題情報

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開催回
第56回・2011年・横浜
 

糖尿病性切断に対する理学療法~義足と水疱形成の検討~

演題番号 : P-5-216

鈴木 元哉:1、山田 恵:1、岩渕 久美子:1、柴田 薫:1、角谷 亮蔵:1、赤池 あらた:2、町田 清朗:1、舟生 富寿:1

1:鷹揚郷腎研究所弘前病院、2:弘前大学大学院保健学研究科

 

【目的】糖尿病透析患者に対するシリコンライナー使用TSB下腿義足(以下TSB)でのトラブルの原因を考察し、対策を検討する。 【症例】40歳代男性。左下腿切断、糖尿病性腎不全。透析歴3年6ヶ月。 【経過】術後79日目にTSBで歩行自立となり自宅退院。退院後2日目に断端下端に水疱形成、5日目に増加し義足装着困難となる。42日目に水疱部にガーゼを当ててのTSB許可。退院時に比べ断端周径が減少しライナーやソケットの適合性が低下。皮膚やライナー上に断端袋を装着し調整したが一部の水疱形成は変わらず吸収・自壊と形成を繰り返す。 【考察】水疱形成の原因は断端周径減少に伴うライナー内の摩擦増加やソケット内の動揺増加が考えられ、皮膚上に断端袋を装着したことで摩擦の増加を助長した可能性がある。摩擦の生じやすい部位を確認し隙間を埋め摩擦軽減を図ることや、不適合が生じた際に迅速に医師や義肢装具士に状態を報告し義足の修正を行うことが必要と考える。

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